はっきり言って甘く見ておりました。
私は元々、軽薄な輩で、色々なジャンルの演奏仕事を、まぁなんとかなるだろうと、甘く見ながら引き受けてしまい、痛い目にあってから慌てて調べまくり、情報を精査し、リハで実験し、本番でも実験し(本番で実験すんな!)、情報調査&精査と実験を繰り返し、知識と技術を身につけてまいりました。(始めからちゃんと調べろよ!)
この、ちょっと甘く見た状態から今回も初めてしまったのです。
その日、晩飯には早いしなぁ、でも小腹がすいたなぁと、冷蔵庫の中をボーッと見ておりました。
卵が4個ありました。
明日は移動日なので消費しときたいけど、4個は食わねぇだろうなぁ等と考えていたところ、ふと、そういえば最近ゆで卵食ってねぇなぁと思い出したのでした。
以前にも同じパターンが出てきましたなぁ ^^;(懲りんなぁ)
で、卵2個でやってみることにしました。
さて、今回は軽く下調べを致しました。
で、これを参考に水からやってみたのですが、
https://www.kurashiru.com/recipes/d6f36bc5-2130-4c33-b1b8-812812889f86
この中の、”強めの中火で”というのが波乱を呼んでしまいました。
”そかそか、強めの中火か、だいたいこれくらいかな?”等と、料理が全くできない私が、適当にやったのが間違いでござりました。
12分茹で、冷水につけ、テーブルで剥き始めました。
んんっ、これはユルユルではないか。
いかんっ!
このまま剥いたら半熟にもなってない、ほぼ生卵みたいなのが出てきてしまうっ。と若干慌てて、これをもう一度湯の中に入れ(そういう事をしてもいいのかどうかもよくわからぬまま。)、茹で直し。
一部殻を剥いていて、白身の様子が確認できるので、茹で直して再び冷水につけ、取り出してテーブルに持って行き、殻剥き。
むむむ!
剥けん!
むぐぐぐ、と無理やり剥いたら、有ろう事か白身が殻に大量にくっついて剥けてしまったのである。
ムガァ!
結局、大量の白身を失い、実に美しくない剥き跡のゆで卵を食らったのですが、ここで、前述の実験魂に火がついてしまいました。
今度は、割とたくさん調べ、湯からのほうが茹で加減をコントロールしやすいとの記事と殻を剥きやすくするやり方の記事にたどり着き、残りの2個を使い実験してみる事に。
鍋に湯を沸かし、塩をちょいちょいと入れます。
で、記事通りに卵のカーブのゆるい方にスプーンの裏側でコンコン叩いてヒビを入れ、お湯に投入。
すると、ヒビからブクブクと泡が出てきたではないか。
弥が上にも(いやがうえにも)成功への期待が高まります。
今度は沸騰した湯で10分茹で、冷水につけ、冷水の中で殻を割り、剥いたところ、つるつると簡単にむけたのでした!パチパチパチパチ
いやぁ、ゆで卵を、甘く見たのが間違いでしたなぁ。
結局4個のゆでたまごを食い、なんかお腹いっぱいになってしまい、晩御飯を食べれなくなってしまった。_| ̄|○